白熱ハイスクール

筑波大学・理系

​対策法

​特徴

筑波大学の魅力

広々としたキャンパスに充実した研究施設。筑波大学は大学時代に思いっきり学問に集中したい学生にはうってつけだ。筑波大学を志す高校生はまず筑波大学の大学案内を確認しよう。

筑波大学の大学案内

選抜方法

二種類の選抜方法

これまでの学類・専門学群選抜に加えて、​2021年度から総合選抜が始まった。

(1)学類・専門学群選抜(21学類・2専門学群から1つ)

学類・学群はいわゆる学部と学科にあたる

(2)総合選抜(「文系」「理系Ⅰ」「理系Ⅱ」「理系Ⅲ」の4区分から1つ)

総合選抜とは

これまでの筑波大学入試は受験時に学類・学群を決める選択する学類・専門学群選抜を行なってきた。一方で、入学時点では将来自分が何をやりたいかもわからないし、決めることが難しいのが多くの高校生にとっての悩みだろう。そこで始まったのが総合選抜。総合選抜は、受験時に専攻を決める必要は無い。入学後の1年間は基礎教養科目と、様々な分野の専門導入科目のみを学び、1年次の終わりに本人の志望と入学後の成績などに基づいて2年時以降に所属する学類・専門学群を決めることになる。入学後1年間、自分のやりたいことについて考える時間がある。

総合選抜は全入学定員の25%に対して実施される。

受験時の選択科目

受験に必要な科目・点数配分は大学公式ウェブサイトの入学者選抜要綱で確認しよう。

https://www.tsukuba.ac.jp/admission/undergrad/pdf/2021/r3-2.pdf

合格ラインの得点目安

最低以下の点数を取ることを目標にしよう。この点数ならどの学類・学群でも合格ラインを超える。受験科目を決めたら、以下の点数目標達成に向けて必要な勉強を行うのみだ。

共通テスト8割

二次試験7割

二次試験攻略の注意点

筑波大学の二次試験の特徴は他大学と比較して記述量が多い。二次試験対策を行うには、過去問演習での記述解答をチェックしてくれる先生の存在が必須だ。

どの科目も難易度は標準レベル(歯が立たない問題は出題されず、基本的な知識をベースに解答可能)。

合格のポイントは文系では英単語と英作文を強みにすること。国語の古文を得点源にすること。大量の記述をこなす文章力(ポイントのまとまった文章を短時間で書く)。社会は細かい知識は問われない一方で、時代背景や因果関係といったテーマに基づいた流れを理解しておくこと。

理系は数学の計算処理能力。理科(物理・化学・生物・地学)は難易度は高くないから多くの受験生が高得点を取る。英語・数学で得点を取り、理科でケアレスミスや記述での減点を避けることが重要。

 

学群・学類別の直近合格最低点はこちら

https://dl1.dl.multidevice-disc.com/dl/26600-1d025d2421f0819d90134c1c98b57072

筑波合格最低点.jpg

科目別対策

英語

出題傾向

制限時間120分

大問3問構成

[大問1]   長文読解

[大問2]   長文読解

[大問3A] 単語並び替え

[大問3B] 英作文100文字

幸いながら制限時間は余裕がある。ほとんどの人は時間内に解き終えることができる。

 

文章の難易度は優しい。しかし各小問において単語を知らないと答えが難しい問題が頻出する。各単語の成り立ちや、ラテン語レベルでの語源理解をしておく必要がある。これがわかっていない人は、文脈をもとに単語の意味を判断することになり、運が左右することになる。「この単語と同じ意味の言葉を選べ」という純粋な単語問題も出る。

 

全体的に記述問題が多いが、「下線部の内容を日本語でわかりやすく説明しなさい」といった問題が多く、抽象的な部分が問われ、その内容を噛み砕いて日本語でわかりやすく説明する能力も要求される。日頃から英文を読み、日本語で声に出して各パラグラフの内容を要約するトレーニングを積んでくれ。我々が教えている生徒には徹底的にこのトレーニングを行なっている。抽象的な内容を日本語で記述する際は、完璧な回答を作らなくてもいいから出来る限り意味を理日本語に落とし込み、最低でも部分点を狙うこと。

 

英作文も難易度は優しい。短い英文を読んで、自分の考えを説明する形式。作文の字数も100語しかないので、長くはない。「具体的な理由」を示しながら、英作文の典型的なテンプレートに沿って文章を組み立てる。決して抽象的な内容になってはいけない。型を覚えれば余裕。練習で作成した英作文は必ず塾や学校の英語の先生にチェックしてもらうこと。

英語の対策方法

英単語本のTOEFL3800のランク3まで絶対に行おう。筑波大英語は、文章中の難しい単語をピックアップして、それと同じ意味を表す表現を次の中から選ぶ問題が多い。単純に単語を知っているか知らないかで勝負が決まる。単語を知らない人は文脈をもとに単語の内容を「推測」することになりハイリスク。TOEFL3800のランク3までやっておけばここでつまずく心配は無い。

それ以外の記述問題は、英文の内容を理解して、わかりやすい日本語に消化する作業の繰り返し。英語力よりも、国語力が求められるかもしれない。

 

英作文は、テンプレートを覚えて、後はそれに沿ってひたすら練習を繰り返すのみ。英語ができる信頼できる先生に英作文を毎回チェックしてもらおう。

数学(理系)

出題形式

制限時間120分・すべて記述式

<理系数学出題形式>

大問6問からの選択式。選択方法は以下。

大問1〜3(数IIB):1〜2題選択

大問4~6(数III):全て回答

筑波数学問題選択.png

理系数学出題傾向

大問1〜3の数IIB選択問題と、大問4〜6の数学III。微分積分と複素数平面が頻出。難易度は標準からやや難しいといった程度。上記の年毎の出題分野表を見てどの分野を重点的に勉強するか研究してほしい。全く歯がたたない難問はまず出ないが、計算処理を行いながら解答方針を探る問題は出る。これまでに解いた入試レベル問題の数(経験値)が重要。

数学対策方法

まずは青チャートを完璧にすること。基礎が完成すれば、後は類似偏差値大学の理系数学過去問を解く。高三の2学期までに筑波数学過去問10年分3周を終わらせた後、横国大、千葉大の数学過去問を演習しよう。

物理

出題傾向

制限時間60分(1科目受験)、120分(2科目受験)

[大問1] 力学

[大問2] 電磁気

[大問3] その他分野(近年は波動、原子•熱力学から出題)

60分で大問3題

論述に加えて数値計算、作図も行う。

難易度は標準的な問題中心

どのようにして答えを導いたか、思考プロセスを記述する必要がある。問題演習では、解答を作成したら先生に見てもらおう。高得点が取りやすいため、些細なミスが命取りになるから注意。

対策方法

基礎をしっかり抑えておくことが重要なため、良問の風や名門の森を使って対策。名門の森を高三の夏休みまでに2周は終わらせておく。高三2学期では、筑波物理過去問10年分に加えて偏差値類似大学の過去問に取り組み実践力をつけてくれ。筑波の物理はこれで充分。

化学

出題傾向

制限時間60分(1科目受験)、120分(2科目受験)

[大問1] 理論、無機

[大問2] 理論

[大問3] 有機

60分で大問3題

各大問の中に小問が多い。

基本的なレベルの問題が多く、ほとんどの受験生が高得点を取る。ケアレスミスさえしなければ受験生とあまり大きな差がつかないだろう。

例年次のような問題構成となる。理論化学が大問で1〜2題。無機と理論の組み合わせもある。無機はおよそ大問1題。有機は問1題。

対策方法

GMARCHレベルの参考書で対策可能。

差がつくポイントとしては、論述問題の出来が大きい。近年は論述問題の割合が増加。論述対策をしっかり行うこと。会報の丸暗記だけでは厳しい。計算力も必要。

テキストとしては、旺文社の化学基礎問題精講と化学標準問題精講を経て、過去問演習に入る。基礎に自信がない人は、スタサプの動画講義を見るのが良いだろう。これだけ押さえれば、化学は塾や予備校に行く必要は無い。時間内に解き終わることと、論述で失敗しないこと。これらのミスさえしなければ、失点はしづらい。

生物

出題傾向

制限時間60分(1科目受験)、120分(2科目受験)

大問4題

時間切れに注意

用語、論述、正誤判断が中心

近年は記述量が増加

知識問題と考察問題が同じ割合で出題

知識問題は短時間で終わらせ、考察問題で得点を狙う

対策方法

考察力を特に磨くべき。仮説→実験→結果→考察の流れを整理する練習を繰り返し行う。基礎的な参考書を終わらせたら、筑波生物過去問をひたすら繰り返そう。自分の回答は第三者に添削してもらう。