【国立大志望者必見】国立大学が「定員割れ」!?原因と実情を徹底解説

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国立大学=難しいというイメージで、高校2年生の段階で私立志望に絞る人、多いよね

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ちゃんと調べると、意外な難易度の国立大学も見つかるのよ

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​そうなの? ほわい?


「大学の定員割れ」は聞いたことがありますか?受験者数が定員を下回る状態を指し、一部の私立大学では実質的に受験者全員合格も起きています。受験生にとってはライバルは少しでも少ない方が嬉しい、のが本音ですよね。

では「定員割れ」は受験生の人気が高い国立大学では起こり得ないのでしょうか?私立大学とは要因が異なる「国立大学の定員割れ」について、仕組みと過去のデータを詳しく解説します。

大学の「定員割れ」とは?

「定員割れ」とは、大学が定める定員を入学予定者数が満たさない状態のことです。国内では一部の大学に受験生が集中する一方、定員を充足する受験者数を集められない大学もあるのが実情です。

「定員割れ」は私立大学に多く、ピーク時は国内266私大で定員割れが起きていました。この問題を是正するため、文部科学省が2016年から適正な定員管理を指示。それでも2020年時点で定員割れしている大学数は184に上りました。
 

国立大学で「定員割れ」が起きる原因

国立大学は受験生の人気が高いため、入試の倍率が1倍を切ることはほぼありません。文部科学省の集計では、2020年度の国立大学全体(82大学394学部)の平均倍率は3.9倍でした。つまり定員を充足できる合格者を十分確保できることを意味します。

ところが国立大学にも「定員割れ」は存在します。

受験者数は十分ある国立大学で定員割れ」が起きるのは、入学辞退者数が大学の予想を上回ったときです。事例を考えてみましょう。

A大学では、毎年約10人の入学辞退者(合格したが、入学手続きはしない)が出ていました。今年も10人の辞退を見込み、100人の定員に対して110人に合格通知を発送。ところが受験動向が変わり、予想を超えて20人の辞退者が出てしまいました。この場合、今年のA大学では、定員に対して10人の不足が出ます。これが国立大学で起きる「定員割れ」の正体です。
 

定員割れした国立大学は2次募集を実施する

仕組みからわかるように、国立大学の定員割れは入学手続き期限後に判明します。入学手続きは大学個別試験が前期日程のみの場合は3月中旬に、後期日程まである場合は3月下旬です。

定員割れとなった国立大学は欠員補充のため、2次募集を実施します。3月終盤の数日間で募集し、個別試験なし・センター試験(2021年度から共通テスト)の結果のみで合否が決定するのがほとんどです。

2次募集でも定員が充足できなかった国立大学は、さらに不合格者を繰り上げ合格させ、定員の充足を図ることになります。
 

「定員割れ」になった国立大学一覧(過去8年分)

国立大学で「定員割れ」になることは実際にあるのか、また志望する大学や学部系統で実施されているのか気になりますよね。

過去8年をさかのぼり、国立大学の「定員割れ」つまり2次募集の実施状況を調査しました。
 

まとめ

国立大の「定員割れ」は確かに存在し、2次募集も行われていることがわかりました。しかし毎年必ずあるものではなく、実施される大学・学部も非常に限定的です。国立大学に合格した受験生は、よほどの理由がない限り辞退せず入学するのです。

国立大学の「定員割れ」は、はっきり言って期待できません。第一志望に向けて着実に準備を進めることが、国立大学の合格への王道であり最短距離です。残念な結果に終わったときに2次募集があればラッキーと考えるにとどめ、まずは目の前の学習に全力で取り組んでいきましょう。