「現代文ができない」高校生が「できるようになる」3つの勉強法

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現代文なんて楽ショー! 日本語読めるしー!ふっふぅー!

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現代文、手を抜く人が春に泣くのよ……

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え? ほわい?

「現代文ができない」「現代文はどうやって解けばいいのかわからない」「現代文のセンスがなくて…」文系・理系問わず、現代文に悩まされる受験生はとても多いものです。

でも大丈夫!現代文ができるようになるためには、センスはいりません。現代文を20点以上伸ばした先輩もいる「確実に現代文を伸ばせる方法」を伝授します。

まずは「現代文ができない」原因から分析してみましょう。最後まで読み終わったころには、すぐにでも現代文の問題にとりかかってみたくなりますよ!

「現代文ができない=センスがない」からじゃない!

現代文ができないと悩む高校生は、2タイプに分けられます。

1つ目は「現代文が《読めない》」タイプ。つまり「本文の内容が理解できない」のですね。なんだか堅苦しい文章で難しいテーマについて書いてある、本音を言えば読むのも嫌…、というケースです。
また何とな~く内容はわかるけれど、どこが重要なのかわからない、という高校生もいます。

2つ目は「現代文が《解けない》」タイプ。2択まで絞り込んだけれど、そこから見極められない、あるいはどれも正解に見えてしまう…、という悩みですね。
選択肢の内容が本文のどこに書いてあるのか見つけるのに時間がかかってしまい、時間内に解ききれないという高校生もいます。

いずれのタイプも次からお伝えする対策で必ず「現代文ができる」ようになりますよ!もう少し読んでみてくださいね。

タイプ①現代文が《読めない》原因

1つ目の「本文の内容が理解できない」タイプの人は、以下の3つが原因であることがほとんどです。

・キーワード(重要単語)を知らない
・テーマに関する背景知識を持っていない
・本文の論理展開が読み取れない

前提として、現代文で目にする本文は「専門家が、専門的な内容を、専門知識がある人に向けて」書かれいるものが多いということを押さえましょう。
たとえば「建築家が、建築と景観の融合について、建築家仲間に向けて書いている」といったようにですね(ありそうですよね、こういう話)。

さらに私たちが読むのは、その専門的な文章の「全体の一部分」です。果たして高校生がいきなり読んで理解できるでしょうか?

そう、読めなくて(分からなくて)当然なのです。


また「論理展開」をつかむのが苦手な高校生も多いですね。現代文の本文は「全体から抜き出された部分」とはいえ、内容にまとまりがあり、論理的に成り立っています。

だから前置きや具体例、筆者の主張、反論、根拠といった「論理の並び方や展開のされ方」をきちんと意識して読むとグンと読みやすくなるのです。

タイプ②現代文が《解けない》原因

2つ目の「問題が解けない」タイプの人は、以下の3つが原因であることがほとんどです。

・本文に書いてあるかどうか精査しない
・自分の思い込みで判断してしまう
・筆者の「イイタイコト」を見極められていない

ある選択肢を正解とするには、しっかり内容を把握し、根拠とともにが必要です。根拠になることができるのは「問題文に書いてあること」だけです。

現代文問題が正解できない高校生は、面倒がって選択肢と本文の照らし合わせをさぼったり、自分が正解だと思うものを解答してしまうようです。でもそれはやってはいけないこと。どんなに選択肢が正しそうに思えても、本文に書いてなければ不正解だという前提を忘れないようにしましょう。

また受験生の精査する力を試すために、わざと本文とは違った言い回しで選択肢を作っていることも多いもの。筆者の主張を正しく把握し、多少表現が変わっても見極める力が大切です。
 

現代文ができるようになる勉強法のコツ3つ

さてここからは、「現代文の得点が20点上がる」勉強法をお伝えします。今日からできるものばかり、早速取り入れてみてくださいね!


 

◎現代文勉強法①「キーワードや予備知識を仕入よう」

現代文には「出やすいテーマ」があります。政治、経済、宗教、言語、学問、文化といった分野ですね。そしてテーマには固有の「よく使われる専門用語や背景知識」というのがあります。頻出テーマの「常識」を知っているだけで、驚くほど本文が読みやすくなりますよ。

 

たとえば問題文のテーマが「ルネサンス」だったとしましょう。「ルネサンス」について知識を持っている人はすごく読みやすいと感じるはずです。

ところが「ルネサンス」を知らないと、「自然主義的な写実性」「人間性の発露」と言われてもさっぱりわかりませんよね。

短時間で解き切る必要がある受験現代文において、「内容を端的につかめるかどうか」という差は大きいですよ。

 

現代文の頻出テーマと重要単語を知るには、専用の参考書の活用をオススメします。常に見ながら「分野の常識」を増やしていってみてください。

 

▶おすすめ参考書:「Z会 現代文キーワード読解



 

◎現代文勉強法②「論理展開は接続詞と段落でつかもう」

現代文の読解には論理展開をつかむことが大切だとよく言われます。論理展開をつかむ練習として有効なのが、「接続詞に注目する」「段落ごとに要点を考える」の2つです。

 

「接続詞に注目する」は実践している受験生も多いかもしれませんね。「しかし」のあとには逆説が、「また」のあとには追加情報がくる、と言ったものです。

つい読み飛ばしてしまっているという高校生は接続詞を復習し、読むときに注目してみてください。「筆者の主張は逆説のあとにきやすい」といった傾向を知っておくだけで、本文の読解精度が高まりますよ。

 

また「段落」にも注目してみてください。段落は1つの話題のかたまり、つまり「1つの段落=1つのイイタイコト」が鉄則です。段落ごとに話題の中心を意識しながら読むと、論理の展開を考える癖がつきます。上部の余白に段落のイイタイコトを一言メモしながら読む練習がオススメですよ。



 

◎現代文勉強法③「答え合わせ後の【解説】を熟読しよう」

現代文の「問題解説」をじっくり見てみてください。良質な問題集であれば、次のような内容が書かれているはずです。

 

ⅰ)本文の要旨(テーマの知識や筆者の主張のまとめ)

ⅱ)重要単語の解説

ⅲ)選択肢1つ1つについて、なぜ正解/不正解かの根拠(本文のどこにかいてあるか)

 

現代文が「読めるようになる」とは、このうち「ⅰ)本文の要旨」を自分で見つけられるようになること。

現代文が「解けるようになる」とは、「ⅲ)本文に基づいた選択肢の精査」が正しくできるようになることに他なりません。

 

解説を1行1行丁寧に読み、都度本文に戻り納得するという見直しを実践してください。そして「どんな点に注意して読めば、次は自力でできるようになるか」という視点で自分の取り組みを振替ってみましょう。

 

時間はかかりますが、本当に力がつく勉強法です。

まとめ

現代文にセンスは必要ない!ということが分かっていただけたかと思います。
現代文を解けるようになるには本文を正確に読み取り、選択肢を丁寧に精査する練習を重ねることだけです。
また速く正確に読めむために、キーワードや背景知識をできるだけ知っておくことも有効なのでしたね。

現代文は必ずできるようになります。応援していますよ!