【総合型選抜丸わかり】

概要や学校推薦型との違い、選考方法まで!

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​AO入試がなくなったらしいね

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​時代はそれを、総合型選抜というんだぜ

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え? ほわい?

「総合型選抜」とは、2020年度から始まった「大学・短大・学部が定める求める学生像に合った人物を採用する入試形式」のことです。国立大学で7割以上、私立大学では9割近くという非常に多くの大学で総合型選抜への挑戦に門戸を開いていることに加え、一般入試よりて早い時期に合格が決まることもあって人気が高まっている受験方式です。志望校への受験チャンスが増えるのなら、ぜひ検討してみたいですよね。

ここからは総合型入試の概要と合否が決まるポイント、選抜にあたって考慮される要素を解説します。最後まで読み、総合型選抜の全てを理解していきましょう。
 

「総合型選抜」をサクッと解説!

従来は「AO入試(アドミッションズ・オフィス入試)」とよばれていたもので、一回勝負の学力試験だけに依らない入試全体を指しています。出願に当たっては学校からの推薦が不要。エントリーシートや面接、小論文、また大学から課すプレゼンテーションなどを活用して、受験生の能力・適性や学習に対する意欲などを時間をかけて総合的に評価します。

また旧AO入試では「書類選考のみ」「面接のみ」など、受験生の学力を問うことなく合格を決めてしまっていた大学が存在しましたが、総合型選抜では各大学が受験生を評価する際に共通テストをはじめとした「学力を確認する評価方法」を活用することが必須となりました。つまり総合型選抜を目指す受験生も、日頃からの学習にしっかり取り組むことがとても重要だということです。

《総合型選抜まとめ》
   ・学校長推薦不要、自己推薦型入試
   ・大学の求める学生像とのマッチングを重視
   ・合否は受験生の学力、能力、適性、意欲などを総合的に判定

大学側の「求める学生像(アドミッション・ポリシー)」は学部・学科ごとに定められています。総合型選抜にチャレンジする際は、この「求める学生像」と自分がマッチしていることが条件となります。大切な要素なので、募集要項や大学ホームページで必ずチェックしておきましょう。


● 推薦入試との違い
入試のもう一つの柱である「学校推薦型選抜」との違いをまとめておきましょう。

① 出願に当たり、学校推薦型入試は出身高校長の推薦が必要。出願条件も「調査書の学習成績の状況◯以上」「◯浪まで」と細かに設定されている。/総合型選抜は学校推薦不要。

② 学校推薦型選抜は学業成績や課外活動実績などを踏まえて評価が行われる。/総合型選抜は加えて大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)とのマッチングも重視される。

③ 学校推薦型選抜は出願から合格発表まで短期間で決まる(1カ月程度)。/総合型選抜は時間をかけて選抜するため、期間が長くなる傾向にある。

④ 学校推薦型選抜は11月ごろに合否が決まる。/総合型選抜は9月~翌年2月の間で大学ごと。


※ 学校推薦型選抜には大きく2つのタイプがあります。「公募制」と「指定校制」です。「公募制」は、大学の出願条件をクリアし、出身高校長の推薦があれば受験できますが、「指定校制」は大学が出願できる高校を指定する選抜です。指定校制はほとんどが私立大学で行われています。
 

総合型選抜のスケジュールは早い!

総合型選抜は学校推薦型選抜よりも、もちろん一般入試抜よりも早いスケジュールで行われます。願書の受付は9月から始まり、その後選考を経て12月までに合否が決まるケースがほとんどです。

ただし総合型選抜を複数回実施する大学や、2~3月まで入試が行われる大学もあります。一般入試との兼ね合いもありますから、自分が受験する大学のスケジュールをよく見て間違いのない受験計画を立てましょう。

日程が複雑になりがちな大学入試の受験スケジュールは、塾の先生に相談するのも一つの方法です。第一志望や併願校合わせて、自分に最適な受験形式・日程になるようアドバイスがもらえますよ。
 

総合型選抜の合否はここで決まる!

総合型選抜の選考方法は、大学によってさまざまです。以下に代表的な選考方法をまとめました。多くの大学は以下の中から独自の組み合わせで選抜を行っています。自分が志望する大学の組み合わせをチェックしてみてください。

● 書類選考
・「調査書」高校の学業成績や生活態度、課外活動の記録等
・「志望理由書」大学・学部・学科を志望する理由や裏付けとなるこれまでの活動や自分の考え、卒業後の目標など
・「活動報告書」その他、特筆すべきこれまでの活動のまとめ

● 小論文
文字数は800~2,000字程度で、与えられたテーマについて自分の意見を述べるもの、資料や課題文について論述するものなど形式はさまざま。

● 面接、ディスカッション、プレゼンテーション
・「面接」個人面接や集団面接。提出した書類の内容をもとに適性や意欲をはかる。
・「グループディスカッション」複数の受験生が討論する。
・「プレゼンテーション」特定のテーマについての意見論述。

● セミナー、模擬試験
セミナーや模擬講義を受講し、終了後に筆記試験や面談、ディスカッションなどを行う。

● 学力試験
大学入学共通テストの結果を活用する大学と、大学独自の試験を課す場合とがある。

● 実技試験
主に芸術系・体育系学部学科(教育養成系を含む)で行われる。試験会場で実技を課されたり、それまでの作品の提出が求められたりする。

 

まとめ

総合型選抜の概要と合否が決まるポイント、選抜にあたって考慮される要素などについてまとめてきました。

総合型選抜は大学の「求める学生像」に合致すれば出願できることに加え、自分の得意分野やこれまでの活動を活かして入試を戦うことが可能。そのため学力試験では合格が難しい難関大への逆転合格もあり得ます。
もし総合型選抜で不合格になった場合は、すぐに一般入試対策へ切り替える必要があります。そのために総合型選抜対策と同時進行で、受験勉強も手を抜かずに続けておくことが重要です。

総合型選抜受験対策や一般入試対策との両立、優先順位などに困ったら、プロである塾の先生に相談してみてください。キミの合格を心から祈っています。